時事問題に一言
究極の交渉術
今日の第3回党首討論を聞いていた。
恐るべき答弁であった・・・・・?
鳩山首相は稀代の評論家か哲学者ではないか。
オバマ大統領とたった10分間話し合ったそうだが、たぶんオバマは鳩山が言わんとすることを理解はできなかっただろう。
こんな調子で、もしも5月末に彼が言う通りの決着をみることがあったら、鳩山流交渉術は究極の交渉術である。
すべての人を煙に巻き、当事者も当事者であることを忘れてしまうような、客観的かつ俯瞰的視点から語られるその言葉。
こんな方法がもし通用するようなら、是非真似をしてみたいものだ。
イヤ、師と仰ぎ弟子入りしたい心境である。
ただ、こんなことで面白がっていられるのも日米同盟関係が現前と存在するからだ。
北朝鮮では、再び核実験の噂があるが、どうやら単なる噂らしい。
中国の乱暴ぶりは相も変わらずだが、かといって我が国にとってどうのという深刻な問題はない。
比較的安定しているからこそ、哲学者との対談にも嫌がらずに応じているのだろう。
しかし
国民は、これ以上黙ってはいられない心境だ。
15,000人もの集会が行われたが、1,500万人に及ぶ鳩山降ろし集会が始まる前に、考えた方がいいのではないだろうか。
困った時にはここを読む
民主党内のゴタゴタも勉強になる
生方副幹事長の解任劇はどうもいただけない。
民主党執行部の対応ももちろんだが、生方氏自身の言動も・・・・・
結局、何のための提言であり、どのような効果をもたらすのかがさっぱり分からない。
政治家とは・・・発する言葉やとる行動が他にどのような影響を与え、そのため関係する人間集団・組織のベクトルがどのように変化をするのかを予測しなければならない。
予測がはずれることもあるが、まったく考えずにやってしまうと、ベクトルが変化するのは自分だけになってしまう。
交渉術という視点からするとまったく稚拙な出来事でしかない。
“先を読む”ということの大切さを改めて考えてみよう。
静かな湖面、風もなくさざ波ひとつなく鏡のようである。
そこへ小石をひとつ投げ込んでみる。
波紋が広がる、ではもうひとつ投げ込んでみる。
波紋は複雑に変化する、更にもうひとつ・・・・・
思い描いたような水模様が浮かぶだろうか?
投げ込む小石の相対的な位置関係によって模様は変わる。そして時間差によっても模様は変わる。
無数のバリエーションが生まれる。
すべてを予測することは不可能だが、少なくても不測の事態は避けられる。
そんなことを無意識のうちに考えてしまう習慣がほしいものだ。
経営・ビジネスのヒント
小沢流戦略は藤沢秀行流か坂田栄男流か
小沢流戦略は藤沢秀行流か坂田栄男流か
小澤幹事長の辞任はあるのか? という記事を今日書いてみたのだが、つづきをこっちに・・・
小沢さんの棋風を解説したブログがあった。
参照 ⇒ 囲碁の打ち方でわかる小沢一郎氏の性格(笑)
棋譜を見ると『臆病なほど一歩一歩着実に進み、決して飛躍しない。細かいところを確実に抑えていく。相手の独走は許さず、突っ走ることもなく、常に併走が好みのようで。』の解説がピッタリくる。
話し下手で、何を考えているかよく分からないが、奥に秘めたものには熱いものがある。しかしそれを表には出さずに、淡々と棋理にしたがって一手々々打っていくように、選挙準備をしているのだろう。
棋風は“しゅうこう先生”よりは“カミソリ坂田”にどちらかというと近いのかもしれない。
世間が何を言おうが、自らの信念にもとづき粛々と前に進んでいく。
ある意味、このような姿勢はビジネスマンにとって必要なものではないか。
囲碁は布石で勝負がつくことが多い。
部分的な戦いではなく、布石の段階で置かれた石に大きな意味がある。
小沢流布石の結果が見える日はまだまだ先のことだ。
時事問題に一言
現代版応仁の乱のはじまり
現在の日本の状況を540年前の「応仁の乱」になぞらえた記事がある。
⇒「経済乱世」の始まりか
応仁の乱から戦国時代へとつづく約100年間の混乱の時期が日本にはあった。
戦国時代の混乱を収束させたのは、織田信長であり豊臣秀吉であり徳川家康であった。
今後の日本に、はたしてこのような混乱が本当にやってくるのか・・・?
そして戦国時代の主役たちが再び現れるのだろうか?
記事は経済乱世の到来を予測しているが、政治においてはすでに乱世の真っただ中にいるのではないか。
中曽根康弘を最後に、日本の保守政治は終わったと言える。
以後、自民党の内部崩壊が今日の政権交代を生み、ますます混乱の度合いは高まっている。
乱世にはふさわしい政治家が必要・・・ということは昔から言われているが、そんな時代に“友愛”を旗印にした鳩山総理ではいかがなものだったのか。
リーダーの指導力欠如は政権内部の歪を強くする。政党とはいっても烏合の衆の集まりでしかない。歪が表にでると、安部・福田政権で見られたように少数勢力が主導権を握る状態が起きてしまう。
現在の社民党・国民新党が足を引っ張っている構図は、あの時とまったく同じである。
連立離脱という脅しに、リーダーは屈し政権を投げ出したわけだが、今回は、実質のリーダーは小沢一郎と認識されているがため、看板のすげ替えは今のところない。
しかし、民主党内部の歪が表面化すると、今度は民主党の内部崩壊が起こる。
このことは、安定多数の政権が生まれたからといって、政治が安定するわけではないことを意味している。
「ハネムーン期間が終わったばかりだ」という論を聞くことがあるが、どうも認識が違うように思う。
混乱を収束する真のリーダー現れ無い限り、戦国時代の混乱がふたたび日本を襲うことになる。
時事問題に一言
最近の内閣支持率
最近の世論調査によると、内閣支持率がわずかだが低下している。
熱気が冷めたということだろうが、政治はショーではないのだからごく当たり前の現象と捉えるべきだろう。
気になるのは、閣内不一致と思われる閣僚の発言が目立ってきたことだ。
寄せ集め・・・といわれる民主党には、もともと有りうることなのだが、首相の発言が時にぶれるのは、以前の麻生さんを想起させていただけないものがある。
さて、当面の目玉政策となるのか「返済猶予法案」が衆議院本会議にて、与党の強行採決によって可決し参院でも当然のごとく可決そして間もなく成立する。
施行は年内を予定しているが、はたしてこの法案によって中小企業に活力が生まれるのかどうかが注目される。
二番底が懸念される経済環境のもと、景気回復までの道はまだ遠い。
企業の求人状況に改善は見られないし、失業率の改善は見込みが無い。
国民の大きな期待を受けて生まれた新政権・・・その真価を問うのはいつになるのか?

