個人的なこといろいろ
チャランケという交渉術
なにチャランケつけてんだよ~!
高校の頃よくこの言葉を使っていた。
いまの学校には無いのかもしれないが、番長グループというのが昔あった。
中学校時代は比較的まじめな生徒の部類だった私は、高校に入学するといつのまにか、このグループの一員となっていた。
しかも、番長の家庭教師兼務であった。
『なにチャランケつけてんだよ~!』は、そんな粋がった連中がよく使う言葉で
『なんか文句あんのか~』とか『なに!インネンつけてんだよ~』といった意味で使っていたが、どうやら間違っていたようだ。
今朝の新聞に洞爺湖サミットについての論説があった。
その記事の中に、ふと目に飛び込んできた言葉がある。
『チャランケ』である。
調べてみると『チャランケ』とは、アイヌ言葉であり、『談判』とか『交渉』を意味するのだと。
まったく知らなかった!
この歳になるまで・・・・・・!
インターネット上には、数は少ないが『チャランケ』について触れているサイトがあったが、その中でこの
多数決とは別の、ウコチャランケが、一番、『チャランケ』という言葉の意味を分かりやすく伝えてくれるように思う。
思いを降ろす
何となく気分が出ている表現だ。
交渉が成立するということは、実は相手の思いを受け止められるから起こることだ。
思いが伝わらなければ、決して交渉は成立しない。
思いを伝えるのは言葉だけでは無い。
表情や姿勢あるいは行動そのものが思いを伝えることもある。
思いを伝えるためにチャランケは、三日三晩になることもあったという。
お互いの思いを理解する為には、時間を惜しまない。
これはルールではなく文化だという。
交渉は人間同士が理解しあうための、当たり前の知恵なのかもしれない。
知恵や文化には、自分の立場を有利にしたいとか、自分の損害を最小限にしたいといった利己的な思いは残念ながら通用しない。
お互いにとってどうなのか?
というものの見方が常に必要となる。
おおいにチャランケを活発にしたいものだ。
さて、洞爺湖はどうなることか・・・・・?
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