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交渉ごとは白紙で臨め
交渉とは、つまるところ会話によって話はすすむ。
今日は、交渉を受ける側の立場で、交渉に臨む心構えを考えてみる。
すべての会話にも通じることだが、先入観念というものが邪魔をすることがある。
つまり、相手の言いたいことを、聞いている言葉だけで捉えてしまい、その言葉から関連する事情を聞き手が勝手に作り上げ、言葉にはなっていない、背景にある様々な事情を理解できない為に、相手の言っている事を間違って理解してしまうことだ。
会話の最中で『この人の言いたいことは、本当はこのことか』と気が付く場合もあるが、気が付かないと最後まで、間違った解釈で会話が終わってしまうことがある。
相手の話をできるだけ正確に理解するには、言葉だけではなく、考え方の源になっているいろんな事情を把握した方がいい。
その為には、白紙の状態で臨むことだ。
『今日会うこの人は、きっとこんな事情があるのだろう』と、決めてかからないことが必要だ。
白紙の状態で臨むと、少しずつだが相手がかかえている事情が分かってくる。
相手の事情が分かってくると、解決方法が見つかるのだが、先入観念があると事情が呑み込めず、挙句の果てに、とんでもない課題をかかえることにもなりかねない。
つい『何とかやってみます』となるわけだ。
交渉に臨む時には先入観念を捨てることだ。
これは武道に似ている。
武道で言う自然体である。
相手が右から来ようが左から来ようが、自然体であれば対応できる。
自然体とは・・・・・白紙の状態を言う。
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