ものづくり企業
沖縄のぬちまーす
常温で海水から塩の結晶を取り出すという方法によって、塩を作っている会社だ。
住所は、沖縄県うるま市与那城字宮城2768 ウェブサイトはhttp://www.nutima-su.jp/
平成9年の設立以来、こだわりの命の塩(ぬちうなー)はマスコミでも数多く取り上げられ、モンドセレクション2007年では最高金賞を受賞したすぐれものだ。
ミネラルの含有量が大変多く、おいしく体にいい塩! と評判になっている。
こんな塩が生まれたのには、やはりその製法に秘密がある。
海水の水分のみを取り除くと、海水に含まれるミネラルは結晶として残るわけだ。
これまでの製塩方法は、海水を煮詰めてその後脱水するのだが、この過程でごく微量のミネラルは捨てられしまう。
ぬちうなーの製法は、霧状に散布した海水に温風をあてることによって、水分を気化させる。つまり、海水にふくまれるミネラルはすべて捨てられることなく結晶となる。
この製法は特許を取得しているのだが、完成に至るまでにはいろんなことがあった。
製法のヒントになったのは、ビニールハウスで行なっていた蘭の栽培である。
高温となる夏場のビニールハウス内の冷却のために考えた装置が、この製塩法につながっている。
創業社長の高安さんは、もとは南西航空の技師であった。
ものづくりが好きな人だから、こうしたオンリーワンのものを世に出せたのだ。
身のまわりには、いくらでもものづくりのヒントはあるものだ。
そんなヒントに気づく人と気づかない人がいる。
好きなこと、関心の強いもの、そんなものを持っている人ほどチャンスがある。

