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時事問題に一言

資本論とGM 国有化

日時: 2009年05月29日 21:09

アメリカ ゼネラルモータースが国有化される。
労働組合も17.5%の株式を保有することになる。

このニュースに触れて、カール・マルクスの資本論をふと思い出した。
まさに、マルクスが予言?したとおりの姿が実現する。

自由主義経済圏のトップリーダーであったアメリカに、社会主義体制が生まれる瞬間だ。
すでに、社会主義VS資本主義という対立軸が無くなって久しいが、こんな姿を誰が想像しただろうか?

日本においても、しばらく国有化されていた銀行があったが、資本主義経済の象徴のような自動車メーカーが国有化されるのはかってないことだ。

ただそれを、割と自然なことと受け止めていることがむしろ不思議なことだ。


以前、多国籍企業という言葉を多く見ることがあった。
今はあまり使われることは無いが、要するに国家の枠組を超えた企業の力が、今後、国際社会を形づくっていくという意味あいで使われることが多かった。

しかし、企業は国家の支援なくしては、生き延びることが出来ないということを証明した一事でもある。
そして国家が一線を超えた時でもある。


今後はこのようなことがあり得る。最早、大企業の破綻は一私企業の問題ではない、国を越えた全世界の問題となってしまった。

マルクスが資本論の第一巻を出版してからすでに140年以上がたった。
21世紀の初頭に、人類は新しい歴史の幕明けを見ることになる。

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