仕事をこなす本
会社の危機管理は大丈夫?
危機とは『危ないこと・危険』の意味と『機会』という意味があるそうだ。
危機を好機に変える・・・・・ピンチはチャンスなどとも言う。
しかし、ほとんどの場合は、目の前に起きた突然の事態に、どう対応するかで精一杯であり、チャンスとしてとらえて対応するなどは簡単に出来る事ではない。
危機は予測が出来ないからこそ危機なのであって、予測の出来ることは好機になる可能性はある。
危機管理は好機への転換を主題にして、対策を立てることは出来ないだろうか。
あってはほしくないと思うのが会社の危機だが、好機への転換と考えると、対策にも力がはいるのではないか?
日本は危機管理能力が劣っているそうだ。悪い事を想像したくないという国民性なのかも知れない。
あるいは、『いつも何とかなる』という楽観的国民なのかもしれない。
自分自身もそうだ、いつも何とかなる! と思っている。
だがなんとかならないことの方が、実は多いのが現実である。
『いつも何とかなる』と思っている方・・・・・・
ステークホルダーって知っていますか?
組織の危機管理入門
リスクにどう立ち向えばいいのか
著 者:林 春男・牧 紀男・田村圭子・井ノ口宗成
発行元:丸善(株)出版事業部
平成20年1月発行
これから知識社会で何が起こるのか
未来からの風フォーラムを主宰されている田坂広志さんの書き下ろし。
5年前に書かれたものだが、現在を完全に読みきっていたというのが素朴な感想だ。
この中に情報システム幻想と書かれた一文がある。
情報には3つのレベルがある。
- データレベル
- ナレッジレベル
- ノウハウレベル
- 入ってきた情報はどのレベルなのか
- 整理しようとしている情報はどのレベルか
- ノウハウにまでレベルアップできる情報はどれか
情報を制する者が勝ちを修める!
大げさかもしれないが、こんなふうに言えるかもしれない。
まだ完全に理解できてはいないが、10年前と現在とでは、あまりにも違うビジネスの世界が展開しているように思う。
これから知識社会で何が起こるのか
著 者:田坂広志
発行所:東洋経済新報社
平成15年7月17日第1刷
型を破って成功する
『ビジネス躍進への8つの戦略』と副題がついた本。
難解であり奥が深い!
実践的なビジネス書としてはかなりグレードが高い。
格言めいたものがいくつか散りばめられているが、うっかりその言葉だけを捉えて真似をすると、かえって失敗に終わりそうである。
じっくり3~4回は繰返し読みたい本だ。
経営者が書いたビジネス書は、実体験にもとづいたものであり、説得力に富むが、応用しようとすると経営資源や市場条件が異なると通用しない場合が多い。
ところがこの本に書かれていることは、普遍的でありなおかつ実践的な内容だ。
経営革新・会社再建・新規事業あらゆる経営上のテーマに通用する。
経営規模が小さい会社、大きい会社を問わず必ず会社経営のヒントが得られる。
精神論だけで終わるビジネス書ではない。
最高の性能を持った『人間脳』というコンピューターを、最大限に利用するノウハウが示されている。
是非、座右の書としたい本。
「型」を破って成功する
著 者:ジョン・オキーフ(P$Gグループ副社長)
訳 者:桜内篤子
発行所:TBSブリタニカ
平成11年2月26日第1刷
負けるな町工場
日本を代表する産業は製造業であるといわれる。
しかし、中国や東南アジアへの製造拠点移転により、空洞化となっていると言われだしてからずいぶんと経っている。
現在の国内の製造業の実態はどうなのか?
この本は、(有)中里スプリング製作所の2代目社長に就任した著者が、衰退していた家業を、規格ばね「ナスパックシリーズ」を商品化することによって再建させた実話である。
12タイプ6,820種類を独自に標準化した「ナスパックシリーズ」は、受注状況をチェックしていた時に思いついたもの。
数は多くはないが緊急の注文が多い、そこで、緊急に対応できるスプリングをあらかじめ用意をしておいたら、注文先は助かるだろうというのがキッカケだった。
小さな町工場、まさに製造業の末端に位置する会社が、下請け孫請けの関係から脱皮して、オリジナル商品を持つ事の強みを改めて感じさせる。
そして、どんな小さな町工場にもそのチャンスはあるということだ。
著者は言う・・・・・社員とともに夢をもつこと・・・・・これが最も大事なことだと。
ものづくり大国と言われて久しいが、製造業の末端を担う町工場には、実はこのように元気な会社が多いのだと思う。
著 者:中里良一
発行所:日刊工業新聞社
平成14年6月28日第1刷
最新のビジネス理論
GDPが18位に転落し、少子高齢化という新たな局面に入った日本経済。
今後のビジネスを考えるのに是非、読んでおきたい本がある。
大人のたしなみ ビジネス理論一夜漬け講座
8冊のビジネス書の肝の部分を解説している。
この一冊だけで、最新ビジネス理論が理解できるわけではないが、考え方の方向をつかむには絶好である。
経営者・起業家・経営コンサルタント・ビジネスマン、すべてのビジネスパーソンに必須のエッセンスが盛り込まれている。
著者は、専業主婦から起業家へ転進した渋井真帆さん。
○ 女のたしなみ経済塾
○ 女のたしなみ やわキャリ塾
など女性限定のビジネススクールを運営し活躍されている。
HP ⇒ http://www.womanf.co.jp/
解説されているのは以下の8冊
- ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
- ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
- ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
- 行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
- ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
- ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
- ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)
- 富の未来 上巻
- 富の未来 下巻
大人のたしなみ ビジネス理論一夜漬け講座
著 者:渋井真帆
発行所:㈱宝島社
平成19年1月3日第1刷
なんとか会社を変えてやろう
いきづまった会社を変える方法が述べられている。
会社を変えるのは社長の仕事、従業員には関係ない!
そんな事はナイ!
会社がおかしくなったら、収入アップは難しい、給料遅配だってあり得ることだ。
ボーナスだってもらえない。あげくには、リストラ・転職が待っている。
突然の倒産だって無い話ではない。
順調にいってそうに見える会社に限って、倒産への入り口が開いていることがある。
会社には人格があり、人間と同じように性格のようなものがある。
それを、企業風土とかいったりするが、企業風土は社員ひとりひとりが作り上げてきたもの。
決して、経営トップが作ったものでは無い。
企業が倒産する原因には、社員ひとりひとりが関わっていることがすごく多い。
会社を伸ばすも、つぶすも、社員ひとりひとりの意識の問題であるということがよ~く分かる。
あなたの会社は大丈夫か?
著 者:柴田昌治
発行所:日本経済新聞社
平成11年5月25日第1刷
タイムマネジメントで仕事をこなす
仕事の困った!を解決する本
NPO法人:日本タイムマネジメント普及協会の設立後、同協会の紹介を兼ねて出版された。
別名『お助け屋本舗』と呼ぶだけあって、ここの取り組みはおもしろい。
ウエブサイトはこちら
仕事をしていて困ることは非常に多い、困る原因は主に自分のせい!
つまり頭の整理がつかないことが、そもそも原因となっている。
頭の整理がつかないから、仕事の予定が立てられない、それが焦りになってますます困ることになる。
短時間で頭の整理ができたら、どんなにいいことだろう?
タイムマネジメントを長年やっていると、自然とこんなことが身についてくる。
仕事が出来るとか出来ないは、ほんのチョッとの差でしかない。
時間は有限だが、無限にすることも出来る!!
著 者:行本明説
発行所:PHP研究所
平成16年2月18日第1刷
裏のハローワーク
仕事にはオモテのしごととウラのしごとがある。
ところが、ウラのしごとはいつの間にか、オモテになっていたり、その逆もある。
著者は 草下シンヤ という方、ずいぶんと、いろんな世界に首を突っこんだ人のよう・・・・・。
もう少し、ウラの世界を生々しく書いているのかと思ったが、案外、普通に読みすすめることの出来る内容。
仕事には、多かれ少なかれグレーな部分があり、自然とその色に染まっていくのが、2年も過ぎる頃だろうか。
リクルートスーツがまだ新しい新入社員が、やがて何色になっていくのか・・・・?
こういう私は・・・・・なに色なのだろう?
著 者:草下シンヤ
発行所:㈱彩図社
平成16年6月13日第1刷
この本を読んで感じた事がある。
仕事は需要があるから生まれるもので、需要の無い仕事はひとつも無いということ。
鍵屋さんの意外な裏面とか、示談屋の必要性がよくわかる。
保険会社は示談屋の存在をどう思っているのだろう。
- なんとか会社を変えてやろう (08/05/14)
- タイムマネジメントで仕事をこなす (08/05/09)
- 裏のハローワーク (08/05/08)

