役立つビジネスツール
値引き交渉の落しどころ
売り手が考えている最低の販売価格
買い手が考えている最高の購入価格
この二つの価格が一致するところが、ねらうべき値引き交渉の落しどころだ。
これを読み間違うと、売買は成立しない。
値引き交渉は売り手側は嫌がるし、買い手は値引きもしないで購入する気にはならない。
不動産仲介をやっていると、値引きの落しどころの読みが楽しくてしようがない。
相場価格というのは、あるようで実は無いのである。
売り手と買い手が納得するギリギリのところが、相場価格となる。
オープンプライス商品が多くなり、定価で商品価値を考えることがなくなってきた。
それだけ、商品価格については、敏感である必要がある。
不動産はもともとオープンプライス商品だから、常に『この物件はいくらなら買いだな!』という感覚を持
っていないとならない。
だから、答えは一つしかないのだが、その答えを売り手・買い手に求める人がいる。
それでは、いつまでたっても答えは出てこない。
答えは、プロである自分が作ってあげるものだ。
最近は、プロという存在がいなくても、自然に値引き交渉が成立し、売買価格が決定されている。
価格.COMなどの比較サイトは、落しどころの結果が集まったもので、買い手が存在しないところで、すでに値引き交渉が終わっているという状態を作っている。
値引き交渉を必要としない販売の仕方、購入の仕方が成立している。
こんな仕組みがほとんどになるような世の中になっていく。
インターネットを見直そう
IT革命とかIT産業などの言葉が生まれ、誰もが知っている言葉のはずなのだが、意外にインターネットに対する認識が薄いと感じる場面がよくある。
インターネットをユーザーとして使う立場から、ビジネスツールとてインターネットを利用する立場に変わらなければならない。
誰でも世界中に情報を発信できる環境は、これまでには無かった経験だから、何となく分かっていても実はよく分からないというのが、インターネットの世界だ。
インターネットから生まれた考え方には、現実のビジネスに活用できるヒントがたくさんある。
例えばロングテールという考え方だ。
ロングテールは、アマゾン・ドットコムがグーグルと並んで、アメリカのインターネット2強として成長した基本的な戦略である。
ロングテールは恐竜の尻尾を想像してもらいたい、長く伸びた尻尾がニッチなビジネスを表す。
上のリンクはアマゾン・ドットコムのテレビ・レコーダーのサイトへのリンクだが、あらゆるジャンルの商品がアマゾン・ドットコムにはある。
商品アイテムは膨大な種類に及び、ほとんど人気の無い商品が売上のほとんどを占めるという売上構造にある。
パレートの法則をご存知だろう。
売上の話でいえば、2割の商品が8割の売上を生んでいる!
という法則だ。
ところが、インターネットではこの法則が通用しなくなる。
ヒット商品を必要としないのがインターネットビジネスである。
売れそうも無いようなニッチな商品が無限大にあれば、膨大な売上になってしまう実例がアマゾン・ドットコムだ。
ホームページを公開していない企業は数少ないが、自社ホームページを充分に活用している企業もまだ少ない。
インターネットにはまだまだ予測できない可能性があることを知っていてほしい。
発注方法と値引きの関係
交渉ごとで最も多いのは値引き交渉だ。
仕入れ価格を一律5%カット! などと強引な値引き交渉をやる会社もある。
値引きに応じなければ取引停止だ・・・・・これは脅迫である。
脅迫された会社は、値引きに応じるか、取引を止めるかの二者択一しかない。
値引きは利益低減につながり、経営状態を圧迫しかねない。
そんなことは、お構いなしの値引き交渉に対応する方法はないものか?
発注方式を検討してもらうこともひとつだ。
支払いサイトの短縮や、取引数量の安定化や一定化など、間接経費の低減をはかり、利益減少を食い止める。
余分な在庫を減らす事も利益確保には大切なこと。
小売店では当たり前となったポスレジは、売上・原価管理がリアルタイムで行え、消費動向すら把握できる。
いまでは、ポスレジは小売業にとって必要不可欠なものとなっている。
ポスレジの導入には、当然、設備投資が必要だが、ポスレジシステムの導入をせずに在庫管理をやる方法があれば、同様な効果が得られ、値引き交渉にも応じられるもの。
そこで、Excelを使った在庫管理ソフトでどこまでやれるか?
簡単販売・仕入・在庫管理 For EXCELを使ってみた。
取引先別に、販売実績も把握でき、値引きに応じた場合の利益減少額が予想つく。
それに見合う在庫低減によって、失った利益を確保する方法も見つかるだろう。
やさしく解説されたマニュアルもあり、しかもExcelだから誰でも使える。
しかも、無料のソフトだからありがたい。
もの足りなくなったら、プロ用を導入してみるかだ。
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